僕が旅に出る理由

ジョゼと虎と魚たち』を観た。

わたしは出来れば、物語の登場人物には幸せでいてほしくて。

誰かと結ばれて幸せに暮らしました。が一般的な幸せの定義だとしたら、この映画の結末は幸せじゃなかったのかな。

誰かと一緒じゃなくてもすいすいと前に進んで生きていけるんだって姿がなぜか少し苦しくて。自力で生きていけるのが、わたし自身の理想的な生き方なんだけど。

映画の中のかよわい女の子には、強い男の子に背負われて生きていてくれたらよかったのにって、夢を見てしまった。綺麗なお伽話とは違う、リアルな結末に胸が痛い。