思い返せば、昔から誰かの特別でありたかった。
学生の頃、二人組になって。が苦手だった。三人組にならかろうじてなれたけど、割り切れない数字の人間関係はなかなか難しくて、自分からひとりになりがちだった。
親友という言葉にめちゃくちゃ憧れた。絶交という言葉が怖かった。
なかなか親友は出来なかった。今は気の合う友人は何人かいるけれど、親友かどうかにはもうこだわっていない(うそ、少しは気にしている)
選ばれたくて、誰かの特別になりたくて、友達を試すような事もいっぱいしてきた。思えば相当、バカだったんだろうな。
自分がどうしても特別になりたかった友達も何人かいたけどいつもうまくいかなかった。
本当に大好きな人の前ではいつも緊張なのか萎縮なのかわからないけれど、駄目な自分を見せたくなくて、めんどくさくない友達でいるようにした。でも、あの時も、あの行事も、あの帰り道も、隣にいたいのは自分だった。って時、何回もあった。でも言えなかった。気持ちばかりが大きくなって、嫌われたくなかったから。
その気持ちは異性に対してもあったのだと思う。
恋人が出来るって事は、それこそ選ばれるという事なのだと思っていたから。
ずっと誰かに選ばれたかった。
誰かって言っても自分にとっての特別な人に、選ばれたかったんだと思う。
今年、すごく久しぶりにちゃんとお付き合いをしている人が出来た。
わたしがずっと選ばれたかったって思っていた感覚が満たされる様な人。
選ばれるって、すごく嬉しい事だった。今までいつも隣にいて当たり前の存在っていなかったから。今までの選ばれたい欲が、満たされたこの感じ。なんだか優しくなれる気がする。
関係が落ち着いてきて、これからも大事にしていきたいので書き留めておきます。
選んでくれて、ありがとう。
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※当記事のアクセス数が当ブログ内ではめちゃくちゃ多くて複雑な気持ちなので、下記にリンクを貼っておきます。現在再びお一人様ですがしぶとく生きています!!
ぼっち頑張れの意味も込めてお時間あればご覧ください↓↓↓(※2018.10月:追記)