ミゾミゾしてる

引き続きみつしまひかりさんにハマった影響で、映画『愛のむきだし』をみた。

なんだか落ち着かないので、忘れないうちにミゾミゾした気持ちを書き留めておく。

 

普通なら絶対チョイスしないであろう殴り合いやら流血やらのシーンがわんさかある映画で。あまりにも報われなさすぎて途中で観るのやめたくなってしまった。。。普段はハッピーな映画が好きだし。一時間くらいみてたらよーやくみつしまさん出てきて。かわいいしかっこいい。そこでとりあえず、諦めなくてよかったよー。

見ているこっちが苦しくなるようなシーンがなんどもあった。平気で血が出るわ出るわ。ホラー映画の演出とかサスペンスの流血とかは全然怖くないんだけど、この映画を見て改めて、気が狂ってるって状態の方がよっぽど怖いなーと再確認。

ぱっと見こいつ嫌なやつだなーと思った登場人物に対して、チャプターが変わって描かれる視点が変わるとさっき嫌なやつだなと思ったやつに対してこういう生い立ちなら仕方ないかも。。。とすぐ肩入れしてしまう単純なわたしであった。

あとカルテットでは声の登場だけだったからあまり気に留めてなかったけど、あんどうさくらさん怖すぎた。なんだろう、空気感とか、視線とか。ほんとにこの人につけまわされたら恐怖でしかないなと思わされる感じがすごくしました。

そして、終盤、ながーい3時間強のいろいろを思い出して、なんだか泣いてしまった。なんで泣いてるのか自分でもわからなかったけど、ヨーコが泣いてるの見たら一緒に泣いてた。そしてぽろぽろじゃなくてわりと泣けてしまってどっと疲れてしまった。

疲れるってのは悪い意味じゃなくて、結局4時間近くもみてたらある意味宗教の洗脳のように、世界に入り込まされてしまうわけで。

全然気軽に見れる映画じゃないんだけど、色々感情を揺さぶられたり、考えさせられ。最初にも書いた通りみつしまさんが気にならなかったら見なかった映画だったと思うので、みつしまさんありがとう。

 

お題「最近涙したこと」